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アメリカの田舎へ語学留学

古き良きアメリカ開拓時代の面影と大地の匂う街

アメリカ合衆国本土は実に広大である。
国土面積は日本の約25倍、本土の48州にアラスカとハワイを加えた50州とワシントンDC(コロンビア特別区)が現在のアメリカ合衆国を構成している。 カリフォルニア州だけでほぼ日本と同じ広さである。西海岸から東海岸までは飛行機でおよそ6時間、同じ国でありながら、地域によっていくつもの標準時があり、時差が生じる。
留学先としては一般に人気が高いニューヨーク州やカリフォルニア州を始めとする西海岸や東海岸エリアではあるが、中西部などの内陸エリアでの留学生活に目を向けるのも良い。
このエリアで生活すると、ニューヨークやロサンゼルスはアメリカの小さな一面でしかないことが実感できるはず。「田舎は退屈」という人もいるが、実は人と人との触れ合いが濃く、退屈する時間はあまりない。
アメリカの雄大な自然環境に囲まれた生活では、そこで生活する人々の素朴さや親しさを肌で感じることができ、ある意味での「本当に普通のアメリカ暮らし」が体験できる。

大自然の中でオールド・アメリカン・ライフを満喫

アメリカの大自然を肌で感じることができるのもアメリカ留学の醍醐味といえよう。中西部などの内陸部ではニューヨークやロサンゼルスといった大都市では味わえないアメリカの広大さと大自然を目の当たりにすることができる。
見渡す限りの大平原と青い空、どこまでも続く1本のハイウェイ、とてつもなく広大なとうもろこし畑や牧場など、身近に感じていたアメリカではあるが、改めてそのスケールの大きさに圧倒されるだろう。
このエリアで学ぶ留学生はある意味本当のアメリカンライフを身をもって体験することができる。
アメリカの地形は大まかに東から西へ並べると、まず海岸沿いの平野部からはじまり、アパラチア山脈、五大湖と中西部の大平原、ロッキー山脈とそれに続く高原地帯や砂漠、そして太平洋岸の平野へと続く。
国土は州によって区切られ、それぞれの州で独特の文化と雰囲気をもっており、そこに住む人々との触れ合いは楽しいものである。広大な国土には、大小様々な 規模の都市が点在しており、日本ではあまり知られていないが魅力的な都市は数多い。また、同様に留学生の受け入れに積極的な学校や非常に高い英語教育を提供する学校も多く存在する。

広大な大学キャンパスで味わうアカデミック・ライフ

一般的に都市部の学校に比べ、田舎町の大学キャンパスは敷地面積が広い。都市部では100~200エーカー規模の大学キャンパスが多いが、田舎町では 500~1000エーカー規模の広大なキャンパスが目立つ。街全体に対して学生が多く集まっていることからも、学園都市として成り立っているところが多い。近代ビルが立ち並ぶ都市部の大学キャンパスに比べ、自然環境が整っている田舎町の大学キャンパスでは緑豊かな芝生や木々が一面に広がり、レンガ調の美しい建物とのコントラストが美しい。野生のウサギやリスを目にすることさえ珍しくない。大きな建物が大きな敷地内に建っているため、数万人の学生が学ぶキャンパスでさえ、慌しさはなく、学習環境は非常に落ち着いたものである。
数万人が一度に収容できるほどの大きなスタジアムや競技場、また設備が行き届いた大規模な図書館やコンピュータ施設など、キャンパス施設はむしろ田舎町の大学のほうが整っているとも言える。
休み時間に芝生で昼寝をする学生や天気の良い日には気分をかえて青空の下で授業が行われたりもする。まさにアメリカンカレッジライフを満喫できる環境がそこにはある。

素朴でフレンドリーな人たちとの出会い

ニューヨークなどの都市部では東京などと同様に他人との距離を保つ傾向が強く、必要以上の交流を求めようとしない。そのため期待に胸膨らましてきた後に、思い描いていた留学生活とのギャップを感じる人も多いだろう。
反対に、田舎町では人々がより親切に接してきたり、身近に感じることが多い。元々フレンドリー気質が高いアメリカでは田舎町に行くとそれがより一層強く感じられる。
素朴で親しみやすい人たちとの交流は英語力の上達のみならず、アメリカ文化そのものを理解する上で非常に大切であり、実り多い留学生活へとつながっていく。
全く知らない人であっても気軽に「ハロー」と声を掛け合うことで助け合ったり、励ましあったりすることも多い。
日本では諸外国の人々ともあまり交流がないことが多く、そのために日本人は外国人とのつきあいが上手でないと言われることが多い。そういう点からも様々な国から集まる留学生や現地の人々との交流は大切にしたいものだ。

安い生活費と快適な生活環境

中西部などの内陸エリアで留学生活を送る上で魅力的なこととしては、“生活費の安さ”が挙げられる。
ニューヨークやロサンゼルスでアパート暮らしをしようと考えると、日本のワンルームほとの広さで一ヶ月の家賃はおよそ1000ドル前後とされている。ところが、イリノイ州やアイオワ州、カンザス州などの中西部であれば、家賃はおよそ2分の1以下で、広さに至ってはニューヨークの2倍から3倍ほどである。
一般にレストランなどで食事をして支払う金額にも都会と田舎では大きな差があり、スーパーマーケットなどで売られている日用品や食料にも値段に違いがある。十分な資金があれば都会での留学生活は快適なものになるが、あまりに切り詰めた生活は生活環境の悪化へとつながり兼ねない。生活費が安いからという安易な理由で留学先を選ぶのは少々疑問ではあるが、快適な生活環境を保つことは、異国で学ぶ留学生にとっては特に大切なことであり、まずは落ち着いて勉強できる環境を整えることが留学生にとっては何よりも大切であろう。

まだまだ少ない日本人留学生

一般的に、西海岸や東海岸の大都市の語学学校には留学生が多く集まっている。日本からの留学生も例外ではなく、現地にいってあまりに多くの日本人の数に驚くこともある。知名度や人気度の違いからやはりアメリカの田舎町にある学校には都会の学校ほど日本人留学生の姿は見られない。日本人留学生が少ない内陸エリアは特に西海岸や東海岸と違って日本に対する理解度が低かったり、日本文化がまだまだ浸透していないということもある。日本語や日本文化について説明を求められたり、また自ら日本を紹介するような場面に出くわすことも思っている以上に多い。
日本人留学生の全くいない学校に行きたがる人は多いが、一方でそれは現実的にはほとんど不可能であることも忘れてはいけない。
どこにでも、どんな田舎町にでも日本人留学生はいると思ったほうがよい。
但し、都会とは違い、田舎町であれば観光客はもちろん、観光気分で留学している人はほとんどおらず、むしろ同じ目的をもった他の留学生と知り合う機会は多い。
日本人の数と英語力の上達度はあまり関係ないようであるが、語学留学生にとってみればそれでもやはり多いより少ないほうが英語を学ぶ上での学習環境としては望ましいといえよう。

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