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出発準備と心構え



国際電話のかけ方



留学先でのPC、インターネット活用



荷物の準備と送り方



学校生活が始まる








出発準備と心構え





国際電話のかけ方


海外と日本を結ぶコミュニケーションツールとして、電子メールが普及しているが、何かあったときにすぐに連絡がとれるのは電話だ。いちばん早くて確実ともいえる。万が一のときのために、日本への連絡方法として国際電話のかけ方は必ず憶えておくようにしよう。国際電話は通話料金が高いというイメージが以前はあったが、それももう過去のこと。今では、ドルベースで料金体系を出したり、円安時には低い料金に固定して利用できたり、日本以外の国へも同じようなサービスが受けられたりと、その使いやすさは日々向上しているといっても過言ではない。またインターネット電話などを使えば、さらに安く利用することも可能だ。


電話会社が提供する国際電話サービスを利用する
日本国内にはいくつかの電話会社が競合しているので、自分にあった会社を選んで国際電話をかけるようにしよう。NTTコミュニケーションズ、日本テレコム、KDDI、ケーブル&ワイアレスIDC、フュージョン・コミュニケーションズ、JENSコーポレーションなどがある。日本から海外に電話をかける場合には、各電話会社の認識番号をプッシュしてから、国番号、市外局番の最初の0を抜いた番号、相手の電話番号を押せばそれでダイレクトにかかる。マイラインに登録している場合は、国番号を押して市外局番から相手の番号を押せばよい。電話会社の中には前もって登録しないと利用できない会社もあるので、注意が必要。最近サービスを開始した会社などは、アメリカまで24時間いつでも、1分15円など、本当に国内並の料金で海外と話ができるようになってきている。

国際電話のかけ方いろいろ
コレクトコール
オペレーターを通して相手先を呼び出し、電話料金を相手に支払ってもらうシステム。受信する側が料金を支払うことを了承しなければ通話が始まらない。ホームステイ先から電話を使う場合は、必ずステイ先の家族にコレクトコールでかけるよ、といった言葉をかけるようにしよう。いくら料金を払わないとはいえ、トラブルの原因になりかねない。

指名通話
話したい相手をオペレーターが電話口まで呼びだしてくれる。相手が不在の場合は料金が発生しない。

ダイヤル直通通話
相手先に直接ダイヤルして通話をする方法で、オペレーターを通さない分料金が安くなり、時間帯割引も利用できる。支払いは現地通貨による現金払いとカード払いがある。

プリペイドカード通話
渡航する前に日本で、ある一定限度のついたカードを購入し、それを使って留学先から電話をする。1000円、3000円、5000円等の種類がある。電話のかけすぎ、使いすぎ防止にもよい。

コーリングカード通話
コーリングカードとは電話会社に登録することで発行されるカード。前もって日本で入手しておく。現地からは指定番号を入力して、直接電話がかけられる。支払いは前もって指定しておいた銀行(日本の銀行でも可)から引き落とされる。アメリカ、カナダの場合は国内電話でも利用できる。もちろん公衆電話からでもかけられるので大変便利。

国際携帯電話レンタルサービスの利用
最近は海外でも携帯電話を使いたいという留学生が増えている。携帯電話はいまや必需品のひとつになってきているのだろう。それにホームステイをしている人にとっては、ホームステイ先に気兼ねなく電話ができるというのは大変魅力的でもある。一部の通信会社では、今使っている携帯をそのまま海外でも使えるというサービスを行っているが、出発前に日本でレンタルするのもいいし、現地でもレンタルすることもできる。日本で前もってレンタルしておけば、料金もクレジットカード会社から引き落としてくれる。料金はアメリカでは1日だいたい1000円前後のレンタル料、プラス通話料がかかるので、決してリーズナブルとは言えない。現地でレンタルする場合は、空港や各都市の専門店などで取り扱っている。

利用時の注意点
携帯電話をレンタルする場合には、費用は通話料のほかに、携帯電話の端末料・本体レンタル料・基本使用料等も必要になるので注意が必要。通話明細の発行にまで料金がかかる。また、国によっては着信時にも料金が発生する場合があるので、レンタルを申し込む際には、前もってその国の携帯事情を調べてからにしよう。また日本からレンタルする場合は、期間が90日間などと、決められているところもあるので自分が留学する期間や、現地での携帯電話の使い道などをよく考える必要がありそうだ。



留学先でのPC、インターネット活用


大学のみならず、殆どの語学学校で学生用にPCを開放している。大学に進学すると、アサインメント(宿題)やレポートは、PCでタイプしたものをプリントアウトするか、Eメールで教授に提出することになるので、基本操作はマスターしておこう。通常はWindowsのアプリケーションプログラムに慣れていれば、コマンドが英語であっても問題は無い。インターネットを活用すると、リポートのための調査などが効率的に行えるだけでなく、生活全般において費用を節約できることが多い。何かを買う場合にも、オンラインショッピングを使えば、送料を加算しても合計で得することも。緊急のもの以外は住所が他州の店から買えば、消費税も適用外。ホテルの予約もホームページ上で可能だ。この場合、現金で支払うつもりでも、クレジットカード番号を入力しないとデータ処理されないので、1枚はカードを持っておこう。自分の部屋からアクセスしたい場合は、接続料が不要のプロバイダを利用できることもあるので、留学先が決まったら、その地域内にアクセスポイントを持つ、フリープロバイダーを探しておくのが賢明だ。


留学先でPCを使う場合の基礎知識&注意点
日本に居る家族や友人との連絡に電子メールを使う頻度が多いはずだが、大学のコンピュータ・ラボなどをとっても、日本語版のOSを搭載しているPCは公共の場所には存在しないと思ってよい。この場合は、お互いにローマ字でやり取りする以外には方法は無い。自分でPCを持とうという場合は、日本語版のOSをインストールしなければならないので、CDROM類を忘れずに持っていくこと。ただし、学校のPCにはいかなるプログラムもインストールしてはならないという規則があるので要注意。手っ取り早いのは、日本でラップトップを買って持っていくことだ。電源電圧に関しては日米間では問題なく使える。ホームステイをする場合で、インターネットに接続したいなら、電話線が自分用に確保されているか、予め確認しておかないと、希望どおりにPCが使えないことになる。もしも用意がない場合には、実費を払って線を追加してもらおう。工事費は、アメリカでは$100前後、契約料がインターネットなどの市内通話のみであれば、約$30/月が別途かかる。留学中は、日本が恋しくなるが、日本のホームページにばかりアクセスしていると英語の上達が遅れるので、極力、英語のサイトを見るように心がけよう。



荷物の準備と送り方


荷物の準備をする
荷物はできるだけ少なくするのが、旅のコツだ。しかし長期間の留学となるとスーツケース1つとはいかないだろう。荷物の準備のポイントは現地に着いてからすぐに使うもの、少し後で使うもの、現地で調達できるものに分けて考えたい。また、飛行機内に持っていける荷物の量には目的地や路線によって重量制限があり、それ以上になると超過料金をとられるので注意が必要だ。日本でしか調達できないものを中心に準備して、極力身軽になるようにしたい。すぐに使うもの以外は到着日を頭に入れて、事前に送っておく方法もある。

海外宅配便を利用する
留学生に便利なのが海外宅配便。これは民間の運送会社などが行っている宅配便の海外版である。大きさや重さに応じて、航空便、船便とあり、地域によって到着期間は違ってくるがアメリカであれば、通常7〜10日ほどで荷物が届く。わざわざ郵便局まで荷物を持参しなくても全国どこへでも荷物を取りに来てくれ、面倒な梱包作業もある程度手伝ってくれる。船便でも厳重に梱包されるので大事な荷物を送る場合にも雨に濡れる心配もない。万が一荷物が無事に届かなかった場合には追跡調査を行ってくれるところが多いのも安心である。また、留学先の住所が決まるまで業者の倉庫で荷物を預かってくれる場合もある。しかし、サービスが充実している分料金は郵送にくらべて1.5倍から2倍ほど。25Kgまでで2万5,000円ほどが目安。費用はかかるが、とにかく早くて便利なところが大きな魅力だ。

郵便局から送る
基本的に郵便局から海外へ送るには速さ重視の航空便、コスト重視の船便、両者の良さを持ち合わせたSAL小包便の3通りの方法がある。重量については国により違いがあるが最大20・まで。航空便の料金は20Kg2万7,000円程、1週間程で到着する。これは軽いものを早く送りたいときに適している。SAL小包便は一定期間に集めた荷物をまとめて航空便で送るシステムで到着まで2週間程かかるが料金は航空便の3分の2程で割安だ。長期滞在の場合、すぐに必要のないものは船便で送るといい。到着まで1〜2カ月かかるが料金は最も安く航空便の3分の1程である。また、とにかく速い国際スピード郵便(EMS)もある。重量は30Kg・以内までで料金は20Kg2万5,000〜3万円と、やや割高だが航空便より2,3日早く着く。しかし、こちらは利用できる地域が限られているので近くの郵便局に問い合わせる必要がある。

送る際の注意点
自分より先に荷物を到着させるのはなるべく避けたい事である。なぜなら滞在先の部屋が空いていないときに送られてきても保管場所などの問題で、相手に迷惑がかかるからである。どうしても到着前に荷物を送っておきたいときは前もって相手にその旨を伝えておくことを礼儀として忘れてはいけない。なるべく自分の到着後に荷物が着くように、いつ頃着くのかを郵便局などで問い合わせておくといい。また、国によっては郵便事情が日本のようによくないので、重要なものは持参することが賢明である。

海外旅行用品の準備
海外生活には何が必要だろうか?後で慌てないためにも、渡航用品についても十分計画的に準備しよう。どこの国へ行くにも必ず持っていかなければならないものはパスポート、ビザ、航空券、そして、クレジットカード.現金.トラベラーズチェックなどのお金関係。また、海外旅行保険などの証書だ。さらに、英和・和英辞書はぜひ持参したい一品。最近では携帯に便利な電子辞書を持っていく人が増えている。これらは現地で購入すると意外に高いので渡航前に準備をした方がよい。英語に早く慣れるためにも普段は英英辞書を使う習慣をつけておきたいが、これは現地でも購入できる。また、留学先では日本に関して質問されることも多いので、日本について書かれた本を1冊持っていくと重宝する。ホームステイ滞在をする人はホストファミリーのためにちょっとしたおみやげも忘れずに用意しよう。自分の家族や友人の写真、日本の伝統品など海外では珍しい浮世絵や扇子、子供のいる家では折り紙や紙風船なども大変喜ばれるものだ。最近ではノートパソコンを持っていく人も増えているが、現地で使うために必要な変圧器、プラグ、日本語ソフトなども必要に応じて揃えること。その他、常備薬や普段使う身の回り用品の準備も早めに済ましておこう。



学校生活が始まる


学校生活が始まるまで
学校の下見に行く
現地に着いたらまず学校を見に行こう。滞在先から通学時間はどのくらいかかるのか、はしっかり調べておく必要がある。ほとんどの場合、学校内を自由に見て歩くことができるはずだ。どんな設備があるか確認してみよう。

入学事務局へ到着を知らせる
学校を下見に行ったときに学校の入学事務局を訪ね、到着を知らせよう。大きな大学だと、たくさんの建物が広いキャンパスの中に点在している。迷子になるほどのところもあるので、誰かにForeign(International)Student Officeはどこか聞いてみるとよい。入学事務局に着いたら、自分の名前とコース名、受講開始日などを伝えよう。オリエンテーションの案内や注意書きの書類をくれるはずだ。入学許可書やパスポートをチェックされる場合があるので、必ず持参しよう。

オリエンテーションに参加
クラス分けテストとは?
プレースメントテストと呼ばれ、学生の英語能力診断のために行われる。テスト内容と方法はどの学校でもほぼ同じ。文法、語彙、聞き取り、読解、ライティング、スピーキングが個人またはグループでテストされる。テストの結果はクラス分けが目的であるが、各人の英語学習の目的や教師、教材の選択にも利用される。多くの場合、レッスン開始の前に、プレースメントテストの結果と今後のレッスンプランが説明され、学生の了解が求められる。

生活全般についての説明や注意
新入生対象の説明や注意はオリエンテーションで行われる。まず、お金と健康の管理、住宅、快適な衣類寝具、交通、通信など生活に欠かせない安全情報の確認。次に学校内と周辺の地理、放課後や週末の過ごし方の情報をアドバイサーから受ける。アドバイザーは現地の生活に慣れた人だ。アドバイザーには留学中を通して、さまざまな相談にのってもらうことになる。

授業料などの支払いや諸手続き
授業料は到着前に、送金小切手(銀行か郵便局)、口座送金やクレジットカードなどで支払済の場合が多い。到着後の日常生活は現金、トラベラーズで支払うことになる。長期滞在には銀行のパーソナルチェックを使い慣れるとよい。その他の手続きの例をあげると、レッスン参加の再確認手続き、銀行口座の開設、運転免許の取得手続き、移民局が求める「学内指定推薦の健康保険」や「旅行者傷害疾病(けが・病気)保険」等の使用方法や連絡先の確認手続きもある。近年アメリカでは社会保険番号は留学生に発行されないこともあるが、学校・銀行・運転免許などに支障がないので心配は要らない。

授業開始
沈黙は美徳にあらず
おとなしい生徒の前で、先生が一方的に講義を進め、適宜質問に答えるという日本の授業の進め方と異なり、海外の授業では、生徒は自分の疑問をそのつどクラスの中で尋ねていく。恥ずかしがって躊躇している暇はない。また、授業の一環として議論なども多く行われる。自分の意見を持ち、最初は単語を並べるだけでも、自分の意見を表現出来るようになることも大切である。教室で発言しない生徒は、自分の意見を持てない人間であると判断されることもある。

授業の内容
語学学校の場合、英語を話す機会を作るようにカリキュラムが組まれている。クラスメイトとグループを作って、あるテーマに沿ってディスカッションしたりその内容をクラス全員の前で発表したり、といった具合だ。初級クラスでは、日常会話のロールプレイングなどを行い、楽しく勉強できる雰囲気だ。中級になると、新聞や雑誌を使い読解力を養う授業も行われる。大学進学希望者のためのTOEFLの準備が始まるのもこのレベルからだ。授業は予習していることを前提に進むので、予習していなければ全くついていけないことになる。

学校の施設を利用する
学校施設
より実りある留学生活を送れるように学校の施設をどんどん利用しよう。たいていの語学学校では、図書館をはじめコンピュータールームも備えてあり、学生は自由に利用し、授業に役立つ情報を集めるなど、積極的に活用している。大学附属の学校では、留学生も大学内の施設を利用できる。現地の大学生との交流を図れ、現地の大学の雰囲気も味わえるだろう。また、比較的規模の小さい学校では、現地の大学生との交流の機会は減るが、アットホームな雰囲気の中、他国の留学生や先生との交流が期待できる。

図書館
学校にある施設の中でも図書館は多くの学生達が集まるところである。落ち着いた雰囲気のせいか、勉強や資料集めに利用している学生が多い。図書館内の設備は充実していて、雑誌や新聞から専門書まで役立つ書籍はもちろん、マイクロフィルムやコンピュータで検索できるシステムや自習室があるところも多い。また、図書館の開館時間は長めで、ほとんどの学校で朝から深夜まで開いている。学校によって利用方法や利点が違うので事前に把握しておくといいだろう。








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